AIBOU Ike Yoshihiro

相棒 池 頼広

これは日本人なら誰でも知っている…”相棒” の音楽です。しめっぽい日本の刑事ドラマとはちがい、”相棒” はおそらく日本ではじめて、クールな感覚というものを保ちつづけている番組です。

昔、鈴木ヒロミツ主演の”夜明けの刑事” でバッド・カンパニーが一曲うたっていたブルースはすばらしかった。しかしこの”相棒” ではひとりの音楽家が、ポップ、ブルースからジャズ、宗教音楽、ノイズまで、自分の音楽を展開させている。そういうすごさがあります。
お芝居やドラマで音楽効果がどのように評価されるかといえば、観客が、ドラマの流れのなかで、その音楽に気がつかないのかがいちばん価値があるのではないでしょうか。
なぜなら、音楽に気がつかなかっただけ、舞台やドラマについてまわる、照明や演技や舞台効果にも気をまぎらされず一体化していて、ひとつのドラマを成していた、その証明となりうるからです。
“相棒” の音楽は音楽としてすばらしい。けれどもドラマのなかで特別にその存在に気づくこともなく、しかしその内容が良かった、と思うのは、音楽の作用だってあるのです。

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