A Love Supreme

ジョン・コルトレーン 至上の愛

ジョン・コルトレーンは、酒と麻薬におぼれながらも、神を信じつづけました。
この”至上の愛” も、神への愛をうたったものだといわれています。
1994年 – 1996年頃、この曲をラップ形式をとって発表したミュージシャンがいたようです。というのは誰がカヴァーしたのかわからないからなのですが、このラップ・バージョンも静けさと熱情の交差するあの独特の感じは変わらず、またひとつの名曲が生まれたのだと思いました。

ジャズを聴くのが苦手、というロックファンは存在しますが、コルトレーンとマイルス・ディヴィスはいいと思う方は多いようです。
マイルスの遺作、Bebopなどは、いわゆるクールなジャズとは趣がちがいますし、コルトレーンについては、その生き方に心を重ねる方もいらっしゃるのでしょう。

コルトレーンの入門編としては、この至上の愛とアフリカが、入っていきやすいと思われます。
コルトレーンは”マイファブリット・シングス” という名曲がありますが、この曲でも絶妙な、たった一音をはずすという感覚が、何度聴いても感動的で、多くの支持をあつめています。ジャケットはどの作品も、ブルーノート(レコード会社名)らしくクールでかこいいものばかりです。

JOHN COLTRANE

Blue Note Prestige

コルトレーン – Coltrane(プレスティッジ) 1957年
ブルー・トレイン – Blue Train(ブルーノート) 1957年
ジョン・コルトレーン・ウィズ・レッド・ガーランド・トリオ – John Coltrane with the Red Garland Trio(プレスティッジ) 1958年
ソウルトレーン – Soultrane(プレスティッジ) 1958年

Atlantic

ジャイアント・ステップス – Giant Steps(アトランティック) 1960年
コルトレーン・ジャズ – Coltrane Jazz(アトランティック) 1961年
アヴァンギャルド – The Avant-Garde(アトランティック)
コルトレーン・サウンド(夜は千の目を持つ) – Coltrane’s Sound(アトランティック)
マイ・フェイヴァリット・シングス – My Favorite Things(アトランティック) 1961年
ジョン・コルトレーン・プレイズ・ザ・ブルース – John Coltrane Plays the Blues(アトランティック)
オーレ!コルトレーン – Ole! Coltrane(アトランティック) 1961年

Impulse

アフリカ・ブラス – Africa Brass(インパルス) 1961年
ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード – Live! at the Village Vanguard(インパルス) 1962年
コルトレーン – Coltrane(インパルス) 1962年
バラード – Ballads(インパルス) 1963年
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン – John Coltrane & Johnny Hartman(インパルス) 1963年
インプレッションズ – Impressions(インパルス) 1963年
デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン – Duke Ellington & John Coltrane(インパルス) 1964年
ライヴ・アット・バードランド – Live at Birdland(インパルス) 1964年
クレッセント – Crescent(インパルス) 1964年
至上の愛 – A Love Supreme(インパルス) 1965年
ジョン・コルトレーン・カルテット・プレイズ – John Coltrane Quartet Plays(インパルス) 1965年
トランジション – Transition([インパルス)
アセンション – Ascension(インパルス) 1966年
ニュー・シング・アット・ニューポート – New Thing at Newport(インパルス) 1966年
ファースト・メディテーション – First Meditation(インパルス)(1977年発売)
クル・セ・ママ – Kulu Se Mama(インパルス) 1966年
メディテーション – Meditation(インパルス) 1966年
エクスプレッション – Expression(インパルス) 1967年
サン・シップ – Sun Ship(インパルス) 1971年
インフィニティ – Infinity(インパルス)

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