WAR

The World Is A Ghetto
The Cisco Kid

1970年代は、1960年代からつらなって、人種の壁や、性の壁を超える試みがなされた時代です。
ザ・ウォーはそんな過渡期のなかで、1972年、”The World Is A Ghetto”を発表します。
一見、ブルース・バンドのようにみえながら、その音楽性には複雑なものがあり、ラテン・ミュージックの要素が強いということが、このアルバムの特色だと言われています。
このアルバムはビルボードのチャートでも第一位に輝いています。
このようなしぶい音楽が、ヒットチャートでトップになるというような時代性もあるのだろうと思います。

この”The World Is A Ghetto”のなかで、どれもすばらしい曲なのですが、特に注目をあびたのが、”The Cisco Kid”です。
独特のビートや、曲調の流れが、なんともいえなく、R&B系の音楽好きにはたまらないものがあるのではないでしょうか。
アルバムのタイトル曲、”The World Is A Ghetto”も、非常にしぶく味わい深い名曲です。”The Cisco Kid”とはまたちがった魅力のある曲です。
歌詞にも独特の世界観があり、曲と一体化しています。
かくれた、永遠にのこる名盤だと思います。

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