The Whole of the Moon
ザ・ウォーターボーイズの Vo, G のマイク・スコットは、エディンバラ生まれの吟遊詩人です。
1980年代半ば、マイク・スコット率いるウォーターボーイズは、アルバム This is the sea で注目を浴びました。このアルバムからは、The whole of the moon というヒット曲も発表されています。
彼らはこの作品より前 82年から活動していましたが、なかにはジャズの一曲のような、A girl called johnny などの名曲もあります。
マイク・スコットは、スコットランド人であり、哲学をしっかりもった人です。Fishemans blues から、彼のVo. は変わったといわれています。
哲学的なのは、”水” に対する思想。すべてが水から発してゆく、ということは、バンド名にも “水” ということばをあたえているくらい、彼にとってそれは重要なものであるといえます。一番最初に最も大きな影響を受けたのは、初期ニューヨーク・パンクの女王といわれるパティ・スミスであると語っています。(パンクはロンドンでのムーヴメント以前に、ニューヨークでビートニクスなどからのつらなりがすでにあった)