Muzik

古い曲をyoutubeで聴こうとして検索すると、突然、最新のなにかしらのCMが入ってくることがあります。それは楽器というものを使わなくても、作曲できる曲であったりします。そんなとき、このCMソングも、源をたどっていけば、どこかで、古いブルースや、黒人が強いられた歴史のなかで、うたいつがれた曲たちと、つながっているかも知れないと思うことがあります。

これまで、ZOO MUZIK EXPRESSでは、ロックの歴史のなかに刻印された、さまざまな名曲を、時代を問わず、またロックのなかのジャンルも問わず、ふり返ってきました。

黒人の口ずさむブルースから、60年代のビートルズ、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトンなど、数知れず多くの新しい音楽が生まれました。そしてそこからまた、さまざまな実験がおこなわれ、プログレッシブ・ロックなどが登場しましたが、70年代、ロックというものが、その真髄をよくつかめなくなりはじめ、それに不満をいだく若者たちが、不況という背景をもって、パンクを生みました。しかしパンクは2年で終わったとはいえ、ムーヴメントとして登場するまでには、60年代のロックとおなじように、アメリカのロースト・ジェネレーションや、ビートニクスたちの存在をも、ふかくつながりを持ちつづけてきたのです。パンクがあらわれたことで、ロックの形態はより自由になり、ニュー・ウェイヴ、グランジの時代もやってきました。しかしノイズのように、音そのものが何なのかという活動が、ヒットチャートにあらわれる名曲の裏側で、60年代後半からしずかにずっと存在しつづけていたりします。

ZOO MUZIK EXPRESSでは、これからも、この長い歴史をもつことになったロックについて、さまざまな曲たちが、どのように人間の心に印象づけられてきたか、そして音楽のみならず、あらゆる表現活動とどのようにからみあっているのか、どんなに今もまた美しく、かっこよくありつづけているのかということを考えていきたいと思っています。


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A Love Supreme

ジョン・コルトレーン 至上の愛

ジョン・コルトレーンは、酒と麻薬におぼれながらも、神を信じつづけました。
この”至上の愛” も、神への愛をうたったものだといわれています。
1994年 – 1996年頃、この曲をラップ形式をとって発表したミュージシャンがいたようです。というのは誰がカヴァーしたのかわからないからなのですが、このラップ・バージョンも静けさと熱情の交差するあの独特の感じは変わらず、またひとつの名曲が生まれたのだと思いました。

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